高圧ブラスト

2017年12月23日土曜日

第462話 年末海外ブラスト装置会社との情報交換

昨日帰国して判ったことが沢山出てきた。
世界を代表するアジア圏にある4会社と情報交換をしてきたわけであるが、
ブラスト装置の同業者からの情報が一番早くマーケットを知りやすい。
お互い、何千件というユーザーを持っているので何をどのくらい、どんな規模で
進んでいるのかがわかりやすい。
収穫は今までに無く大収穫だった。確実に2018年は充実した年になりそうである。
写真は関東アスコンからの発注した装置の動作確認を現地の4社で試運転風景など。
新しい循環式に使えるスラグ系研削材が出来上がったようなのでサンプルはもらった。
特に一番下の写真のバルブは次期に関東アスコンで正式採用する、フィードバック制御式電磁界ゲインバルブ。しっかり6時間のレクチャー終了したので弊社での取り扱いができます。



破断圧:4.4Mpa 常用使用圧力1.5MPa

耐圧最高 4MPaエアーホース!!
プラティヌムスラグ



















グリッド用ゲインバルブ グリッドの数を制御する

2017年12月14日木曜日

第461話 シュミット、パンブラ、クレムコ、アブエンジニアリングと打ち合わせ

週末から1週間海外勢とブラストの今後についてのミーテイングに行きます。
シュミット、パンブラ、クレムコ、アブエンジニアリングと打ち合わせに行くという今までになく内容の濃すぎるミーティングになると思います。彼らも気合入っているようで毎度迎えに来てくれるし、一般では知りえない情報交換ができるので楽しみです。
シュミットはSSPCの会場となるのでC7とインスペクターレベル1-3まで試験できるので来年から日本人受験者を投入できるように私の方で調整する打ち合わせをします。
(*英語のみなので最低英検3級レベル以上は必要だとはおもいますが・・・)
NACEと互換性があり同格なのですが、陸上塗装ではNACEより専門性は上です。
ですから、アメリカではコンフェレンスはNACEではなくSSPCが主催です。
アジア圏では定員割れしていることがあるのと、比較的渡航費が安くつくのでお得です。
アブエンジニアは、6時間のデモ及びレクチャーを用意してもらってるのですが
新しい、研削材の粒子を制御しながら混合比を変えていくバルブが完成して実績が付いてきたので私の方で正式に採用して来年からの代理店契約してきます。関東アスコンとしてもですが、すべての海外のメーカーに対しては私の方で技術的フォロー含めて総代理人として活動しているのでミーテイングにおいて経験と知識が値踏みされます。日本のブラスト産業のマーケットは規模が小さいのでなんとか細々とやっていける感じですが。

帰国後、またアップします。