簡単な形状、例えばH鋼やパイプとかなら初めからタスクパッケージに入っている。
今回は、ブラストタンクの下部シュート部を対象とする。
我々㈱関東アスコンの場合は、日本において全てを理解しなければならない立場なので今後も図形の入力からマスターするが、セーバー側の主張はこんな下記のようなことをして欲しいとは全く言っていない。逆にあまり弄くらないで欲しいと再度通告してきている。
実は下のシュミレーションは私が作ったもので、取説も見ずに適当に作成したものだ。プログラムをコピーしてそのセクションに挿入しただけなのでコマンド入力はしていない。なのでシリンダーオブジェクトの上に重ね書きになっている。CAD、CAMを使っている人ならこの装置のシュミレーションは容易であることが想像できる。
話を元に戻せば、セーバー側が言うには
ユーザーにこの手の類はさせるなということだ。
解りやすく言い分を説明すると
以前は手動旋盤、手動フライス盤で夫婦2人でやってきた仕事をNC旋盤、NCフライスに置き換えたときにメーカー側が今後受注する一切の図面を渡してくれたらその工作過程のプログラムをメールしてUSBに書き込み差し込むだけで後は機械がやってくれるよ。だから、自分で弄くろうなんて考えなくていいよ。やるなら、気合入れてオーストラリアに通ってもらうことになるよ。時間の無駄だと思うよ。心配するな、任せろ。
ということらしい。
と言われても、やはり知りたい。
確かに彼らが言うことの方が正しいし、効率的だ。下手くそに時間をかけ未完成なソースタスクを作成するよりも頼んで完全なタスクを得た方がよい。彼らはブラストのメーカーでもあるので、ブラスト処理角度などの設定はさすがに細かく設定できるようにしてくれている。私の方も今後はユーザーに対しては全て安全保障という意味ではタスクは外注するつもりだ。
そもそも、このアルファ1は、下記にあるような誰でも簡単にできるブラストに使うものではないとオーストラリアで初めにレクチャーされた。
テストピースの形状 |
アルファ1に取り込む |
シュミレーションの図 |