関東アスコン オリジナル アフタークーラー(OEM)
エア―モーターによる冷却ファンを採用
イギリス製 VANAIRの最強組み合わせ。
常用1.5Mpaまでは余裕で対応する。
セットアップはシンガポール及びマレーシアで行うため
湿度のテストはバッチリである。
世界中、この組み合わせ(VANAIR)が王道でこれ以外はありえない。
ブラスト用のコンプレッサに冷凍式エアードライヤーはすぐ壊れて使い物にならない。
世界中でブラスト用に冷凍式エアードライヤーを使ってる国は無い。
アフタークーラーを採用している。
理由は高圧でも壊れないのと、確実に空気温度を下げドレン除去ができるためである。
国内の現場で使っている冷凍式エアードライヤーはほとんどが調子悪い。
冷蔵庫を現場でクレーンで吊り上げて移動したり乱暴に扱われているようなものなので
壊れない方が不思議だ。海外では誰も採用しない。
特にエアードライヤーを単品でアフタークーラーなしで使用しているのは論外である。
簡単に理論的に説明すると
通常エアードライヤーにはアフタークーラーで冷却(常温(その時の大気温度)が理想)した後、通すのが鉄則である。しかし、実際の屋外現場では誰もやっていない。コンプレッサー内蔵型は室内が高温になるため、アフタークーラー+エアードライヤーの効果が弱く配置に無理があるため、付いてないよりはマシ程度である。
一番いいのは、例えば、エンジンコンプレッサー(アフタークーラー内蔵型が良い)
+アフタークーラー+空気タンク+ドレンセパレーターがブラスト装置には向いている。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgZDmwwJUjH6kckN0b1J6sUZ3VHE3MAdFz2zNsdkbAIgDokHPuwzVOGLK3NqIe7LyaGbFEO9-vu1PRTy_h5zDdcGsQFgqaH6_M9vzbw5xuV8itEtrNNNt-87vzq66G0MlkuEEo4e8_MrL8/s320/IMG_3576.jpg) |
ブラストタンクに組み込んだ例 |
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEioVQYhT1JitVZlChg6AyLbhETYCcraJeBwplLzF9i5Bqmw40TBeCheQAD4aSm-yX2e4vEPubWYkuPR1s9UGGIhV0izSjpr2h6cKxdP2SIiXkB05SdF9hNqLRzu8BYZNZ4QEI2YGap75Hw/s320/IMG_3662.jpg) |
屋外で使用中の現場 電気式では無いので故障に対して強い。 |
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgypNjIdEXtitrGv6ldNc7dQ5Ox2Ok0aNpD_gSfemmz4b0KEgaRC9_TYTf80nxRdhfjmx6sBFRoQMagTzcqsjeb0dJz76BfGMZizJNZr2cIMU8B_BT6rGQkxsWRhWiriIfym4sILu4Dzx4/s320/IMG_4680.jpg) |
空気タンク+ドレンセパレーター+アフタークーラー |
エアーブラストにおいては、例えば他の制御機器や医療機器のように除湿率99%~を全く求めていないことが前提であること。冷凍式エアードライヤーはその点がまずエアーブラス用ではない。次に関東アスコンでの製品を例にとれば、まず空気を1.0MPaに圧縮した時点で空気温度を20度とした場合、加圧露点で-13.5度となるので水がじゃぶじゃぶ状態であること。実際的には、コンプレッサーにより加圧された圧縮空気の温度が上昇しているのでその時の大気圧温度まで下げれば、除湿率90%となる。冷凍式エアードライヤーは更に空気温度を下げるために圧縮気化冷媒を使うのだが冷蔵庫と同じで装置なので故障しやすい。現場でクレーンでぶつけたり横倒ししたり、ゴミを吸わせて耐えうる製品ではない。また更に、アフタークーラーで入気空気温度を10度下げた場合とエアードライヤーで20度下げた場合の除湿率の差は5-7%しか変わらない。以上のことにより、1.0MPa以上の圧力にも耐え、屋外に雨ざらしでも故障しない関東アスコンのアフタークーラーの方が高圧ブラスト用には向いている。