高圧ブラスト

2018年11月16日金曜日

2018.12.05 BP600改造方法 アルティメットバルブ編 

研削材の正確な混合比をフィードバック制御しながら吐出する。BP600に適応がベストなのでアルファ1ブラストロボットに連動させて全く無人でブラスト処理は行われ、すべてのブラスト処理履歴と再現性は残される。
関東アスコンは日本語表示にこだわる。英語表記はAI型アルファ1ブラストも含めて極力避ける、なので日本語パッチはかならず行う。バージョンアップも常にリリースできる環境にする。


試作制御盤 この一台で研削材の混合比やエアーブロー、空気吐出時間を可変できるようにした。当然アルファ1ブラストに連動するので完璧に制御できる世界で唯一のAI型ブラストロボットが関東アスコンに誕生した。

100V ACのコンセントを埋め込みにすることにより、コードの絡みを気にせずカバン感覚で持ち運びできる。





2018年11月13日火曜日

テスト用BP600の改造方法 トンプソン型バルブ編 1

最近はアルファ1ブラストロボットでテストを週に何回も行っているのでブラストタンクBP600のテスト機を頻繁に使用しているだが、このテスト機は5年前の1号機で配管を何度となく改造してきた。今回はパンブラ製のトンプソン型バルブに関しては開度をミリ単位で決定する事と再現性をしやすくするために改造した。ついでに配管回りもバラしやすくした。関東アスコンでは両方扱っているがパンブラのトンプソン型バルブは本家のトンプソンバルブと違い頻繁に小さなモデルチェンジが行われており、年式により回転ノブの見た目の開度が変わる。論文でも書く予定がないのなら全く心配ないのだが、今後私の場合、アルファ1ブラストロボットと連動した素地調整の論文を何点か発表する際に重要な点となるためリアル開度をミリで記録できるように改造した。
とはいっても、ヘッド部をはずし、M16ミリネジにタップし直しと全ネジ100mmボルトを入れ開度ゼロをロックナットし、ノギスで管理できるようにしただけである。
開け閉めはインパクトドライバーに24頭を使い、軽く弱く回し調整するだけである。
手で回さなくて良いので楽なので、現場でも結構使えるかもしれない。

アルファ1ブラストロボットからの信号で自動流量調整するためには、エンコーダーとサーボモータをヘッドに装着すればよいだけなので、特に新規設計しなくてよいのが利点だ。