最近はアルファ1ブラストロボットでテストを週に何回も行っているのでブラストタンクBP600のテスト機を頻繁に使用しているだが、このテスト機は5年前の1号機で配管を何度となく改造してきた。今回はパンブラ製のトンプソン型バルブに関しては開度をミリ単位で決定する事と再現性をしやすくするために改造した。ついでに配管回りもバラしやすくした。関東アスコンでは両方扱っているがパンブラのトンプソン型バルブは本家のトンプソンバルブと違い頻繁に小さなモデルチェンジが行われており、年式により回転ノブの見た目の開度が変わる。論文でも書く予定がないのなら全く心配ないのだが、今後私の場合、アルファ1ブラストロボットと連動した素地調整の論文を何点か発表する際に重要な点となるためリアル開度をミリで記録できるように改造した。
とはいっても、ヘッド部をはずし、M16ミリネジにタップし直しと全ネジ100mmボルトを入れ開度ゼロをロックナットし、ノギスで管理できるようにしただけである。
開け閉めはインパクトドライバーに24頭を使い、軽く弱く回し調整するだけである。
手で回さなくて良いので楽なので、現場でも結構使えるかもしれない。
アルファ1ブラストロボットからの信号で自動流量調整するためには、エンコーダーとサーボモータをヘッドに装着すればよいだけなので、特に新規設計しなくてよいのが利点だ。