高圧ブラスト

2017年6月22日木曜日

高圧ブラストの有効性について

今週は、納品ラッシュなのですが、
昨日東北の除雪車の塗膜剥離に高圧ブラストのシステムを導入し試運転してきた報告が入ったので紹介します。
毎年、塗り重ねをした塗膜と孔蝕のよくあるパターンですが、注目すべきポイントは

・小径の高速汎用ノズルφ6.5mm
・小型の高圧コンプレッサー18.5KW
・普通の使い捨てフェロニッケルスラグ G2
・ブラスト経験の少ないの弊社若手営業マン
・ブラスト機器はすべて高圧対応型標準仕様

下の処理面を見れば誰でも簡単にわかると思いますが、数秒で塗り重ね孔食を剥離できています。ほぼ1パスなのもブラスト軌跡を見ればわかります。

この様に、ブラスト圧力を上げれば簡単に誰でも早くブラスト処理ができます。
研削材も高価なアルミナやガーネットなど必要もなく安価な使い捨てのフェロニッケルスラグでも簡単に下地処理ができます。すべて標準機なので特別な設計も必要ありません。
このシステムをそのまま研削材をスチールグリッドに入れ替えれば更に効率が上がります。選別機も初めから標準でついていますので塗膜片くらいなら除去できます。


経験ブラスト歴の浅い弊社のKでも数秒でアバタ面の剥離が簡単にできた。
フェロニッケルスラグで3-4秒くらい

関東アスコン標準機システム