展示会も終わり、溜まっていた出荷や諸々の作業も終わりやっと、昨日ルアルファ1ブラストロボットに初めて電源入力できた。初めて電気入れた日でここまでできるとは思わなかった。通常、6軸型ロボットを導入しても、たいてい、アームが動くまでに数日、まともに動くようになるまで数か月~、今回のようないい加減な状態では数年かかるのが、箱から開封して2時間でセットまで含めて動いてしまった。
動かしている様子は、新しいアルファ1ブラストロボット専用ブログの方で公開しています。
日本では初なので必見です。
ブラスト処理が今後近い将来、劇的に変わることが解ります。
確かに、公約通り誰でもできるようです。
実機には、「少しやり直しブラスト」という巻き戻し的な面白いコマンドも発見しました。このロボットにカメラを装着するのは簡単なのでブラストを人が監視しながら塗膜や腐食が進んでいるところはその場でリピートできます。
経験のあるブラスト処理を行う作業者は今後、自分でブラストノズルを手で持ってブラストを行う事ではなく、そのノウハウをデータ化しタスクを淡々と監視することになるでしょう。ブラストの欠陥ポイントをAIに発見させ自動で再処理する技術はまだまだ難しいので、当面はブラスト処理不足のポイントは人が補う方が効率がよさそうです。