アルファ1のアルゴリズムからすると、小さな部品のブラストは苦手でキャビネット型装置で手作業及び自動ブラスト機で処理できるものは苦手であるので、あえてその小物部品ばかりテスト実験している。セーバー社からは再三のメールやり取りで、呆れられているが、細かいものの集積が大きい物の処理なのだからこちらの言い分が正しいはずだ。
人の代わりという概念ではなく人より上のブラスト処理を目指しているのだが、どうも人のブラストの代わりくらいに考えているようで人が一人でやるところを数台でカバーしてもいいだろうという言い分なのだろう。確かにブラストをする人がもはや、居なくなっている世界では、アルファ1ロボット3台=人1名くらいでも成り立つのだろうが日本はまだまだ、ブラスト人工賃が安い。きちんとしたブラスト処理が日本で当たり前になれば、現在のブラスト工賃ではとてもじゃないが達成できないため誰もブラスト処理などやらなくなる。そういう結果を諸外国*)は既に経験済みで現在進行形なのでブラスト処理ができなくなっているのだろう。(*アメリカは除く)
関東アスコン2019.01.19