高圧ブラスト

2016年7月29日金曜日

世界初のラジカル式とコアクシャル式兼用新型モイスチュアブラスト成功しました。 ウエットブラストは全て制覇しました。

海外でも国内でもなぜか、この装置を別々に販売している。なぜそうするのか意味が分からないのだが、ユーザー側からすればたまったもんではない。関東アスコンでは、2種類のモイスチュアブラストをこれで、一台でできるようになった。さらに一台で2人同時モイウスチュアもできる。
技術的には既存のものだが、販売方法としては世界初となる。


高圧水は根元で混合する



装置は今までの装置


先端はブラストノズルだけ、ドライブラストと同じ、軽い


ブラストの根元にワンタッチ装着、ここから最高10MPaで混合するので、十分に研削材と(塩分分解液+防錆剤+純水)をまぶしつけて、ブラスト処理面に水膜を張り、同時に気化熱で乾燥させる。

水も量の少なさなどは、いつも通り。地面が濡れていない。もちろん、水量を増やすのはコックを開けばいいだけである。粉塵量の少なさと水のまき散らしがない事に注目
水圧は4.5~10MPa(45~100Kg/cm2)(0.5MPa 50Kg/cm2位)が推奨)
15~30LITER缶で1時間くらいが目安。


粉塵が少ないため、作業者は軽度の防塵で済むが防滴型のヘルメット型防塵面は着用したほうがいい。注目すべきは、ブラスト処理面の状態で直後に乾燥が始まっており水が垂れない。
当然、水量を増やすのは簡単で、コックを開けば水浸しにもできる。

下のビデオは極端な比較です。真夏の気温34度の日の撮影と真冬の雪の日です。
特に気温が下がる場合、水が氷になる恐れがあるので何度か詰まりが出るか試していますが問題ありませんでした。ブラストした面はすぐに凍結が起きています。


雪の日に撮影しているためダストに見えるものは雪です。