高圧ブラスト

2017年4月26日水曜日

2017 簡易ブラストルーム用選別機、ホッパータンク、BP600

ブラストルームへ、まだ設置はしていないが納品完了し電気動作確認完了した。
来月末には、ブラストルームも完成するとの事なので試運転を行う予定だ。
小予算で納期が早くそれで研削材を循環選別できるので、装置コストをペイしてしまうのに短期で完了する。





2017年4月21日金曜日

テスト機 改造 2017年型 BP600

最も愛着のある、プロトタイプ BP600を2017年4月にまた改造した。
このBP600は材料の胴板から鏡板、ソケットまですべてパンブラからパーツで輸入して、吉原鉄工さんで溶接、耐圧検査場に持ち込んだ思い出深いタンクで、デモや各種依頼テストに参加したマイバディである。今回は、トンプソンのメンテと各加速ラインに逆止弁、圧力計をカプラ―式、フォークリフト爪差し、下駄上げにより、クレムコ、トンプソン、スリット、シュミットバルブ全部、瞬時に交換できる仕様にした。









2017年4月18日火曜日

2017年型 BP600 AF800仕様

最近ようやく、SMC AF800が使用最高圧が1.0MPaと表示されるようになったので採用した。海外向けのAF800は以前から1.0MPaと表視されていたのだが。
やはり、AF800(オプション)を装着するとカッコいい。

2017年型 BP600 AF800仕様(オプション)





2017年4月9日日曜日

JIS Z 0310 素地調整用ブラスト処理方法通則 について

防蝕用のブラスト処理による下地形成に関する通則に関しては
JIS Z0310に記載してある。
これは、先輩方々により2004年版を作成されて物を2014年に現在の事情に合わせて追加させてもらった。特にブラスト機器管理や安全衛生面に対しては強調した。
全20ページの内容である。インターネットで閲覧できる。

実際は、今回追加記載させてもらうためだけに参考とした専門書や時間及び参考ISOは膨大な量であり、20ページの中に収めるなんて到底無理なのだが、広辞苑の目次や索引のようなあらすじと考えた。

JISの場合、写真や絵を挿入する事がルール上難しく省略しなければならなかった。

私のもとに先日来客された方で、熱心に読んでくれた方がいた。

私はこれは、処理通則であるので
”このように行い管理するのが日本における素地調整用ブラスト処理方法ですよ”
と書いてあるものなんです、と説明した。

ですから、これが全てではなく、「索引」であるので現実はもっと奥が深いのです。
ですが、この内容から著しく離脱している場合は
ブラストの処理方法としては日本では認められていない、ということでもあります。













2017年4月8日土曜日

研削材の流れにくい原因

粒度の小さい研削材を使用しているとブラストの混合比が安定しなくなることがある。
装置に原因がある場合と研削材に原因がある場合の2種類がある。
この事をごちゃまぜにすると永遠に答えが出ない。

上記の場合は後者である。試しに加速側の圧力を調整してテストしたが改善は無かった。

かなり弱く、プラハンマーでシュート部に振動を与えていると作業者は調子がいいのでルームから出てこなかった。

雨の日は調子が悪いらしい。

サイクロン選別機の選別限界を少し上げたら少し改善された。

研削材の質にもよるが、非鉄研削材の場合、コストがかかっても仕方ないのだがなるべく粒度選別はしっかりやったほうが良い。

大抵は振動機で解決できる。

注意すべき点は、研削材が粉砕により粒度が小さくなってしまった状態に新品を追加しても流れは改善されない点である。

粒度の低い研削材や剥離した不純物の安息角が違うため、正常な粒度の研削材に対して物理的にブレーキをかけてしまうためである。

簡単にイメージするとパチンコ玉をバケツに半分くらい入っている中に
湿った砂を入れると固まってパチンコ玉は動かなくなる。そこにきれいなパチンコ玉を半分足しても相変わらず動かないし、例え出して混ぜ合わせても結果は同じですべりは良くならない。

ある程度研削材が粉砕し始めた場合は全入れ替えが必要である。









2017年4月3日月曜日

ブラスト処理と溶接の似ているところ

最近ようやく、私も25年このブラストメーカーの職について全部ではないがほぼ理解したと言える。細かい計算を伴う学術的なものは全てではないが一度は齧っている。
ブラストテストも何度も行っているので大抵の結果は予想がつく。

で、言えることはブラスト処理をきれいに完ぺきな状態にしたい場合は、条件を固定したまま正確にノズルを移動させなければならない。そうすると、最高の状態でのブラスト処理が行われる。溶接や溶断と全く同じで自動化やロボット化した装置に作業者は絶対勝てない。

Sa2.5という目視ではなく除錆度をデータとして管理する実験をした。
ノズル、圧力、研削材混合比、送り速度、スタンドオフが要素である。テスト後、除錆度と表面粗さを測定した。

間違えてはいけないのは、目視判断が要する孔食・腐食が激しいものをブラスト処理する場合のAIプログラムと人間の話をしているのではないことだ。この技術においても近い将来、AIの方が勝るであろうし、多関節ロボットにしても人間型が完璧になれば解決してしまう。

そんな、近未来の事ではなく現状でも十分勝ち目はないのだ。

簡単な溶接とブラスト処理する場合に、厚み10mm程度の鋼板の10m程度突合わせ溶接後、ブラスト処理する2工程を作業者がやるのと、ただ単に簡単な自動走行台車に溶接トーチとブラストノズルを固定したもので比較すればわかりやすい。一日、100回ほどやれば
なおさら、差が出る。

ブラストと溶接は条件の再現性だけが求められているのである。
そこに「上手い下手」はないのである。

腕の疲れや作業性の悪さからスタンドオフの変化や角度が変わるから作業者は誤魔化そうとするだけなのである。バキュームブラスト工法の場合は装置を全く同じものを使用してノズルヘッドだけ自動化すると10倍ほど結果が変わる。

処理結果が1秒以下で完了しているから、人間では判断が追いつかないのであると思う。

塗装処理と比較すれば容易に理解できる。

ブラスト処理や溶接処理は平面であれば、1パス処理で完結する。
往復処理は全く必要なく無駄である。

条件が決まれば再現性だけが求められる。