高圧ブラスト

2017年7月13日木曜日

マレーシアでのチェックは完了、続いてミャンマーへの出撃準備

今回、ミャンマーのODAプロジェクト用の装置一式をパンブラの新しいマレーシア工場にて寸法、数量、動作確認をしてきた。すべてOkとなり一旦帰国した。今月中にミャンマー現地サイトにて納品するわけだが、すでに準備は順調に進んでいるようである。
当然、ODAだから売りっ放しなんてありえない話で、我々日本の「技術力」でミャンマーのインフラを支援する。なので、今後ブラストの技術指導を含めての援助なので装置製造国は最もその国において入手しやすく最高のモノでなければならない。今回はコンプレッサーはドイツ製を選択した。装置はパンブラで固めた。ブラスト技術は当然、関東アスコンが責任をもって行い、続けていく。日本の「技術力」とは、今まで結果論的に「製品」となっていたが、現在は違う。本来そうあることが理想なのだが、様々な理由で技術力=製品では無くなった。逆に言えばいくら良い製品を持っていても良い指導が無ければ意味をなさない。また、特にこのプロジェクトのような重防食用下地処理ブラストの場合、管理者に「技術力」が求められる。ブラストマン自体は、成人男性で身体能力が普通であれば1週間位毎日やれば十分通用する。今後、同様なブラストルームをミャンマーの工場に3-4基増設すれば、ミャンマー国内では上位になる。とにかく、インフラ整備の政府の仕事なので電気、研削材(スチールグリッド)、作業員が上限なしの供給を受けるのだから私のようなブラスト設備屋からすれば完璧な環境だ。次回はモンスタークラスのルーツブロアーを導入できれば良いのだが、まずは75kwクラスのルーツブロアーを導入を考えたい。






















ゲーリーさんとはスペイン料理とビールを飲みながら、趣味や家族、健康の話で盛り上がった。かれこれ6年だが、同じ年齢であるので話が合う。