先週テストを行ったが、依頼主との守秘義務上一切、テスト結果は公開できないし、今後も公開しないが、テスト後に全く違う構想が浮かんだので記載しておく。
記載に伴うバックデータは公開できないので、単純にブログとして記載しておく。
構想案
工場内ブラストは管理しやすく処理平米も計算しやすい。工場内で処理できないブラスト対象物の場合、ブラスト装置自体を素早く道路交通法のもとに装置車両を移動させ終了後撤収しなければならない。この際に最低の人員にて管理することにより装置維持コストへ負担を廻せる。できるだけ単位時間にて処理面積が稼げ、尚且つできるだけ小型装置であるブラスト装置を開発しなければならない。
具体的単位について
もし、現場でブラスト装置を車両に積載した状態で1時間に40m2ブラスト処理を行うとした場合最低ブラスト幅は200mm必要になってくる。この状態で分速3.34m以上で動かせばよい。コンプレッサーの台数の単位は北越PDS750Sを1台単位とすれば、Sa2.0で1台、Sa2.5で2台となる。時間当たりの平米数を80m2ブラスト処理として2倍→6.68m/分で行う場合もPDS750S→2台となる。ここでPDS750Sの重量が3.3トン×2で全長3650mmなので10トン車の9.2mボディ荷台に乗せられる。降ろす必要はない。
うまくいけば、最低平均50m2~ブラスト処理ができるので5時間で250-300m2できる。20kg/m2でスラグ系研削材をブラストとすれば5~6トン用意すればよい。
バキューム用ルーツブロアユニットは75~90KWクラス1台で十分なのでCB85桜×2式台+供給装置と共に別の10トン車に積み込める。基本的にはバキュームブラスト式を採用すれば回収の手間と粉塵抑制が同時に行える。後は、視覚判断型マニュピュレーター式ヘッドさえあれば無人でブラストできる。段階を経ながらやるしかないだろうが、そんなに難しくない。これにより、ブラスト作業者の健康管理問題から解放される。当然ブラストの当たらないところが出てくるのでそこだけ、国際ブラスト処理規格を理解している者がブラストする。一人で十分である。
とりあえず、年内に導入計画を進行させてみる。
小型連続ブラストユニットCB85桜4トン車に積載状態 |
2本ノズルをセットした状態 |
4本ノズルセットした状態 |