高圧ブラスト

2017年3月10日金曜日

ブラストの筆記テスト 正答率  計算問題についての考察

巷では受験も終わり、春が訪れ始めています。

エアーブラストの装置の場合、英語が主体であるため関東アスコンのメンバーは英語の専門性への理解度がかなり高いのですが、物理的計算は非常に弱いことを認めざるを得ません。

ブラスト塾でも結果は同様でしたが、かなり簡単な問題も計算式含めて解答できていない感じです。

下記のような問題は極端に正答率が低い傾向にあります。
この問題は、文科系学生に対して「営業」の中でのFAQに対する応対を求めているので、圧縮性固気二相流体の専門知識を問いていません。

流体速度をニュートン力学(中学生の物理)的に考えればいのですが。

これが正答できないと、ブラストホースの販売はほぼ不可能であり、ユーザー側も何の為にブラストホースを購入しているのかわからないはずなのですが


問題.  10

ブラストホース内径φ25と内径φ19の各20mを使用する場合、耐磨耗時間の単純比較をしたとき、どちらが何倍の速度で磨耗すると考えられるか。コンプレッサー、研削材、ノズル、ブラストタンクなどの条件は同じとする.流体の圧縮性、境界層などは全て無視して良い.一般的な質問に対し理論的に解答せよ。計算式も併記せよ



15年位前にも、当時はブラスト塾ではなくてブラスト勉強会などをやっていましたが
当時からもやはり、計算が皆さん苦手なようなので最近はやっていません。
それで良いのか? 

下記は以前の内容の一例です。現在はレクチャーしてません。
15年くらい前なのでMPa表示ではなくKgf/cm2
です。