1年間、通じたブラスト塾が終了しました。
最後に300点満点の2時間筆記試験を行いました。
200点越えはベンチマーカーが1名と塾生から1名でした。
難易度的には中級なのですがNACEレベル3以上、SSPC C7よりはかなり上でのブラスト知識が必要としました。計算問題が少し多かったので苦戦したようですが計算問題をこなさなければブラスト処理は基本的にはできないはずなのです。
ブラストマンの視点と脳を
「今、この状態で僕は毎秒***m/sでスチールグリッドを毎分**Kgでブラストしてるんだから、表面粗さRZ JISで**μmキープしている。現在処理面はSa2.5だが、Sa2で仕様はOKなので投射密度を落とすために処理速度を**m2/分に変更するためにノズルをSN156-***へ変更し圧力を先端圧力0.85Mpaへセットし直すように釜番(POT KEEPER)へ伝達しなければならないな。開度はトンプソン5から6へ」
にさせることにありました。
私はこの25年間
エアーブラスト=圧縮性流体力学の噴流現象としてしかとらえていませんので、それに関した考え方をブラスト塾に盛り込みました。
結果は受講生方々上々のはずだったと思います。