日本国内では直圧式ブラストタンクは圧力保持型が主流だが北米では圧力開放型がOSHA規格安全上で必須となっている。
・圧力保持型
ブラストタンクに研削材を投入しコンプレッサーのエアを投入後一旦圧力を保持してから、リモコンのスイッチをONにしてブラスト流を噴射する。研削材が無くなったら作業者が排気バルブを開けてブラストタンク内の圧縮エアーを廃棄しタンク内の圧力を大気圧と同じくしてから研削材を投入する。
・圧力保持型の長所
停止時にもタンク内に圧力が保持されているためリモコンスイッチのON・OFF反応性が良い。
・圧力保持型の短所
停止時にタンク内の圧力が保持されるため、例えば作業者などが休憩時に排気せず不在になった場合、何かの原因でリモコンスイッチがONになった場合やブラストタンク自体が横転した場合など危険である。研削材補給に対しても必ず窯番が張り付かなければならず複数台管理の場合は人手が必要である。