・照明:最低限でよい
・集塵機:作業者用の大型集塵機は基本的には必要ないが、ワークの出し入れ時やブラストエアーの行き所が無くなるので小型集塵機はあった方がよい。
床面を真空回収するバキュームフロアー型が最適である。
・従来のロボット場合は所定の1箇所に固定しなければならないが、その必要はなくアルファ1ブラストロボット自体が動けるようにすればよい。極端な例としては荷物台車に載せてブラストしてもよい。
・研削材の粒径材質種類を問わない。
・剥離物が有害であっても問題ない。
ブラスト作業者を狭い空間において何年も作業させるのはかなり忍耐がいることである。
特に同じような(*全く同じはない形状)ブラスト作業で大量にある場合は飽きてしまうのと肩こりなどのストレスがかかる。鉛などの有害物を狭い空間で長い時間ブラストしているうちに体内に蓄積する。一度取り込まれた重金属は対外には排出できないため健康障害を引き起こす。仮にレーザーブラストを使用しても同じことで作業者が介在している限り昇華した鉛ガスを吸うことになる。アルファ1ブラストロボットにレーザーノズルを持たせることが一番良いのであろう。その場合下記のようなシステムがそのまま剥離物の回収機となる。レーザー装置と組み合わせても以前のような目が飛び出るほどの高価な装置ではなく、私の様な社員数名の会社規模でも手が届く訳であるから大企業であれば研究目的で手に入れることができる。