高圧ブラスト

2019年2月5日火曜日

2019.02.05 アルファ1ロボットでSa1/2/2.5/3の処理をさせるテストをした。

AI型ブラストロボットのアルファ1ロボット+アルティメットバルブにてブラスト処理を計画させた。アルティメットバルブにて研削材吐出制御はフィードバック制御しており、自作制御盤により各バルブ制御を行った。ブラストホース内の研削材は自動で排除ブローする。今回も3dデータ無しの「いきなりブラスト」です。






錆度 Cの鋼板① 10年ほど屋外に放置 


鋼板① Sa2 アルファ1ロボットの処理



鋼板① Sa2.5 アルファ1ロボットの処理


錆度C鋼板②B面 200㎜幅限定 錆面を比較のために残すように命じた
 Sa3.0と錆度Cの比較 アルファ1ロボットの処理
縦方向ブラストをさせている。右側の稜線が安定ではないのはアルファ1ロボットに最適値を自分で考えさせたためNC制御的ではなく効率を優先させた結果である。従来のロボットでも人間でもできない処理が画像でもわかる。

錆度C鋼板②A面 作業者によるブラスト処理 処理規格にならないほどムラがある 






























比較のため最後の写真は作業者にブラスト処理させたものである。
噴射条件、ブラスト装置は全て同条件であるる。
違うのは人間かアルファ1ロボット可能違いである。

作業者の処理を写真で見るとかなりムラがあるように見えるが実眼ではそれほどでもない。同じ小型ブラストルームで行ったのだが作業者の場合、防塵面からの視界、ブラストホースの反動、ホースの取り回し等により思っているほどうまくいかない。

極端な例ではあるが本人曰くSa2.5とのこと。ブラスト時間と吐出量は作業者の方がアルファ1ロボットより多い。このことからブラスト処理というものは人では安定した処理が難しいという事がわかる。