関東アスコンのブラスト機を海外に持ち込んで施工するユーザーや米軍ベース内等、海外スペックや外人インスペクターが検査する場合は自己保持スイッチは非合法もしくは不適合となりブラスト施工ができなくなるのでデッドマンスイッチに切り替えなくてはならない。それが可能なスイッチなのである。関東アスコンのブラスト機の場合、オプションで追加できるためブラスト機本体への改造は必要ない。
例えば、購入時はスタンダードのBP-600のエアースイッチ仕様をAI型のアルファ1ブラストロボットに接続させるのにもブラストタンク自体は改造する必要はない。弊社の簡易型循環式ブラスト選別機へドッキングさせて無人化するのもオプションの制御boxを購入してプラグインするだけでよい。
世界でも関東アスコンしかやってない。
そもそも、なんでこんなものを次から次へと開発しているかといえば、恐らく私の知る限りでは関東アスコンが世界で一番社員数の少ないブラストメーカーであるからである。
AI型アルファ1ブラストロボットとブラスト機を運転するときに一人で5役ほどしなければならないので、必然的に制御装置を自作開発することになった。
現在、完全無人化で尚且つローコストでできる装置を開発中である。
下記のスイッチ系はその派生でできたものであるが、クレーンスイッチは自己保持できないので簡単な制御アシストが入る。4ボタンスイッチが普及しているのだが、その一つを窯番連絡用に用意した。
最近は何社か経験の浅いブラスト施工会社を個別に指導しているのだが、人工(にんく:人件費)が一番コストに効いてくるので、3人で9役ほどさせて局所的な仕事を得るようにさせている。
一現場は大したことないのだが3現場ほど小さい現場を押さえれば利益率が高い。
スイッチ一つで3人工変われば安い。自動補給させれば釜番も要らないのだが、釜番は3人の交代制でやれば、休憩時間となるので全然疲れない。そもそも、関東アスコンでブラストするするときはノズルを持つ人間が既に存在しないので必然的にアルファ1ブラストロボットさんに担当してもらい他は自動化した。終了後は1時間以内にすべてフォークリフトで撤収することが可能だ。